任意整理を完済後に念願にしていた住宅ローンの借入を考えてらっしゃる方も多いでしょうが、どのようにすれば借りられるのでしょうか?ということについてお伝えしたいと思います。

まずは任意整理の完済はとは?

任意整理の完済はたとえば5社任意整理した場合には5社の支払いをすべて終わらせる必要があります。

これはいうまでもありませんでしたね。

住宅ローンの借入にはどのような要素が必要になるのか

住宅ローンの借入にはどのような要素が見られているのか、ということについてしっかり知っておく必要があります。

任意整理後の住宅ローンの借入で必要な要素は3つ

任意整理後の住宅ローンの借入で必要な要素は3つにわかれると筆者は考えております。その3つとは次の通りです。

いわずもがな、頭金

任意整理の完済後であるとないとを問わず、住宅ローンの借入にあたって頭金の存在は大きなものを言います。

なぜ、頭金の存在が大きいのかというと、お金があるから…ではなく、この人はしっかりとした資金計画をもっているから…ということが頭金として用意をできる金額がいくらなのかでわかるからです。

この頭金をどのようにして貯金してきたのか、申し込みをしたときの年齢に相当する貯金額なのか…つまり若いわりにしっかり貯めているような場合には、収入がしっかりしているうえに資金計画もしっかりしていて無駄遣いをし続けるタイプではない…貸す方向にプラスの加点をしよう…というような与信が働くのです。

逆にいうと、最終弁済日に定年間近にもかかわらずわずかな頭金しか用意できないような場合には、「この年齢でこの頭金しか用意できなかったということは、住宅ローンを想定した資金計画がしっかりできていないのだな」というような貸さない方向への判断がされてしまうからです。

任意整理完済後ということは、信用情報の事故情報が消える前までの5年弱でどれだけの額がためられるのかが勝負となります。

しっかりと頭金をためるように心がけましょう。

信用情報が消えてからがベター

さて、この記事を筆者が書くにあたって、「信用情報の事故情報が消える前でも借入ができるケースがあった」という記事を目にしました。

その情報を聞いて、「なんだ事故情報が載っていても借りられるんだから申し込みもうしちゃおうよ」と思っていらっしゃる方もいると思います。

確かに、信用情報に事故情報が載っていて、それが消えたあとの信用情報は事故情報はなくなります。

しかし、それは借りられるか?というとそうでもない可能性があるようなのです。

というもの、普通たとえば30歳で住宅ローンを組むとします。30歳であればクレジットカードの1つや2つはもっているのが当然です。

ところがです。25で債務整理を完済し、同じ30で住宅ローンを申し込んだ人には、クレジットカードの履歴もないわけです。真っ白なのです。このことを揶揄して「スーパーホワイト」と呼ぶこともあるようです。

とはいえ、事故情報が載っているよりかは、載っていないほうが審査でマイナス点がつかないので、まずは事故情報が載っていない状態まで待ちましょう。

完全に自己情報から消えているかは信用情報機関に開示請求をして、信用情報を見ることでできます。

やっぱりなんだかんだで返済能力

事故情報が消え、頭金があったとしても、やっぱり住宅ローンを貸す側にとって最後に見るのは返済能力です。

頭金ははっきり言ってしまえば親から援助を受けることで準備をすることもできます。

住宅ローンの貸付は何千万にも及ぶ貸し付けで、その付き合いも30年以上になるものです。

それを考えると、やはり最後に何がものをいうかというと、返済能力です。

返済能力の何を見るかというと、収入がいくらあるのか、勤務先の状態やボーナスの支払いがあるか、定年後にまだ返済が続くようであれば退職金があるかどうか…という事項も見るでしょう。

共働きでペアローンにする場合には夫婦二人の収入をしっかり見るでしょう。

住宅ローンは消費者金融等の簡単な返済能力の調査ではありません。店頭で数分で調査がおわるようなシステムではなく、提出するものをゆっくり人の目を通して行うのが住宅ローンの与信です。

人生をかけて返済していく計画と能力がしっかり試されていると思うのがよいでしょう。

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