Q:

今3社から借金をしていて延滞をしているので任意整理を利用しようと思っています。

任意整理をすると裁判所にいったり、裁判所から何か郵送されたり、掲示板に掲示をされるような事はありますか?

A:

任意整理の手続き自体はあなたの代理人である弁護士・司法書士と債権者との間でのやりとりだけなので、裁判所に行くことはありません。

ただし何らかの理由で相手方から訴訟を起こされた場合には裁判所から郵送物が届くことがあります、この場合でも出廷するのは弁護士・司法書士なのであなたは行く必要はありません。

裁判所の掲示板に名前が張られることは任意整理ではまずないので安心してください。

任意整理は裁判所を利用しない手続き

任意整理は主な債務整理方法である自己破産・個人再生と異なり裁判所を利用しない手続きです。

債務者であるあなた(その代理人に弁護士・司法書士がなります)と、貸金業者等の債権者との話し合いで終わらせる手続きで、裁判所を通すことはありません

ネットをみていると、特定調停という裁判所でやる任意整理手続きの利用をする場合があります、との情報もありますが、弁護士・司法書士が入る場合には特定調停をまず使わないので気にしなくてよい情報です。

仮に特定調停を使うようなことがあっても、出廷をするのは弁護士・司法書士が行いますので心配ありません。

裁判所から郵送物が届く可能性がある場合

任意整理においては何らかの原因で貸金業者から裁判を起こされることがあります。

たとえば、弁護士費用の支払いが遅れている、連絡が取れなくなってしまっているなどの理由で、任意整理に着手してから長い間和解に至っていないような場合には、貸金業者としてもあなたの勤務先がわかっている場合には勤務先の給料を差し押さえるために訴訟を提起せざるを得ません。

会社の方針として訴訟をすることが決まっているようなところもあるようです。

このような場合には裁判所から特別送達郵便という形で、書留のような郵便物が届きます。

これを受け取ると貸金の返還請求事件がスタートするので、一刻も早く弁護士・司法書士に相談をするようにしてください。

訴訟をされた場合でも裁判所に出廷するのは弁護士・司法書士になります。出廷する場合の費用等については委任契約書に記載されているのでしっかり見ておきましょう。

裁判所の掲示板に張られる可能性はない

裁判所に行くと掲示板に名前が書いて掲示されてあります。任意整理をするとあんな風に掲示されるのですか?ときかれた事が一度だけありますが、結論としてはありません。

訴訟をおこすには、相手に訴訟をしたことを伝える裁判所からの送達が届かなければなりません。

すると相手の居場所がわからない、住民票もうごいていないような場合には訴訟ができなくなってしまいます。

その場合に、訴訟をすすめるために、相手に届いたことにする公示送達という手続きを利用するために掲示がされるのです。

あなたが長期間住民票を移さずに転居をしていた場合には掲示されている可能性があります。

まとめ

任意整理にあたって裁判所を利用する可能性があるのかないのかについて詳しくお伝えしてきました。

普通に任意整理をしている分には裁判所とかかわることがないのですが、訴訟をされる可能性についてはケースバイケースです。

家族に内緒にしたい場合にあなたが借りているところが訴訟をする債権者がどうかを慎重に判断してもらうためにも、借金相談専門の弁護士・司法書士に相談することが望ましいでしょう。



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