任意整理をすることと生命保険についての知識を私の知っている範囲で網羅をしましたのでご参照ください。

任意整理をすると生命保険に入れなくなるのか

まず一番多い質問ですが、任意整理をするとこの先生命保険に入れなくなるのか?ということについてです。

結論としては掛け捨てでも積み立てでも生命保険に入ることは全く問題ないのでご安心していただいてよいということを端的にあたまの中に入れていただければとおもいます。

生命保険においても審査をしていますが、あれは信用情報を見ているわけではありません。

加入にあたっての事前に申告をもとに、生命保険をかけさせても問題ないかなどの審査をしているのであって、支払い能力を探っているわけではないのです。

たとえばすでにガンやうつ病などの疾病にかかっていて事前にその申告があったとしましょう。

再発の多い病気では、今から保険に入られると、保険金を支払わなければならない確率が高くなりますので、このような方の保険への加入は認めてしまうわけにはいきません。

保険での審査はこのような健康状態に関する審査だけで、月々の保険金を払えるかどうかの審査は必要ありません。

仮に月々の保険金が支払われなかった場合には、保険は失効するだけですし、契約者貸し付けという、契約者に貸す制度がありますが、保険を解約した場合の解約返戻金の枠内ですることですので、与信の状況は関係ないのです。

本人はともかく、家族等にも何ら影響することはないのでご安心ください。

任意整理をすると生命保険は解約しなければならない?

任意整理をすると生命保険を解約しなければならないと誤解されている方も多いのでお伝えをしますと、解約の必要はありません。

解約の可能性があるのは自己破産

保険の解約の可能性があるのは、積み立て型の生命保険をかけている場合に自己破産の手続きをする場合です。

この場合、積み立て型の生命保険は金融資産とみなされ、東京地裁管轄の案件になりますと、解約返戻金が20万円以上の場合には資産とみなされて、解約させられるか、事前に解約をして、破産管財人の報酬にするかのどちらかになります(ほとんどが後者)。

個人再生の場合は最低弁済額に影響するのみ

個人再生の場合には、資産があるとして、清算価値保証という最低弁済額の基準を押し上げてしまう可能性があるにとどまります。

清算価値保証とは、減額される総額よりも、資産の額が多い場合には、すくなくとも資産と認定される額は支払いなさいという原則のことをいいます。

たとえば債務が200万に減額される状況であったとして、220万の資産があると認定された場合には、支払い額は200万ではんく、220万円になるということです。

任意整理の場合には何ら影響はない

任意整理は裁判所を利用した手続きではないため、このような恐れがまったくないのです。

まとめ

このページでは任意整理をすることと生命保険の関係についてお伝えしてきました。

任意整理によって生命保険の審査が通らなくなるのか?という質問には、任意整理は関係ないといえますということをお伝えしたとともに、任意整理で生命保険を強制解約させられるような事はありませんということを認識しておいていただければよいです。

任意整理をする場合には生命保険があることは弁護士・司法書士には報告するようにしておいてください。