Q:

私は今銀行・消費者金融から借り入れがあり、任意整理を検討しています。

任意整理に失敗をしてしまうと自己破産や個人再生となるのでそれは避けたいです。

任意整理の成功率を高めるコツを教えてください。

A:

依頼者側でできる事のポイントは、・弁護士費用を早く支払ってしまうこと、・できる限り長期の和解を組んで余裕のある返済をするとと、・任意整理後はできる限り手元に現金を貯めることの3つだと考えます。

任意整理の成功率を高めるためには

私は法律事務所・司法書士事務所の事務職員として2000件くらいは補助に入りました。

その中で任意整理を失敗なく綺麗にまとめている人って、4割くらいなのではないかなという感覚です。

任意整理に成功する人の行動には共通するものがあります。

このページでは、失敗しないためのコツをお伝えします。

任意整理の成功率を高めるコツ1:分割報酬はは早めに払う

任意整理がうまくいかない人の傾向として、弁護士・司法書士費用の分割が遅れがちなことです。

弁護士・司法書士に依頼をするにあたって手持ちの費用がない場合には、費用を分割して支払うことになるはずです。

この報酬の分割の設定は大体、任意整理が始まったときに払える支払い金額を想定して分割をします。

分割期間が長ければ長いほど、債権者は「弁護士・司法書士が介入してから時間がたってるのになぜ和解できないんだ」と態度を硬化させてきます。

最悪なケースですと、遅延損害金の一部や利息を払うように要求をしてくる可能性が高くなるのです。

成功率を上げるためには、弁護士費用をはやめに払って、弁護士・司法書士が介入してから、和解するまでの期間を短くしてあげることが重要なのです。

任意整理の成功率を高めるコツ2:できる限り長期の和解を組んで余裕のある返済をすること

任意整理をするにあたって、たとえば月に5万払えるとなった場合、36回の分割で5万なのと、60回の分割で3.5万にしてもらうのでは、どちらの方が楽ですか?

3年という長い期間の間にはいろんな事がおこります。20代~30代の方の場合は、友人の結婚式などが代表的なものでしょう。40代になれば、子供の進学や身内の葬儀などが入ってきますね。

けっこう急な出費はどうしてもでてきます。キチキチの和解案を組んでしまった場合には、そういった出費があった場合に対応できなくなってしまうのです。

ですのでなるべく長期の和解案を組んでもらえるようにしてもらう必要があります。これは債務整理を専門としている弁護士・司法書士に依頼をするしかないのです。

債務整理の成功率を高めるコツ3:任意整理後の手元資金を潤沢に

すこしかぶる部分もあるのですが、任意整理後には手元資金をできる限り潤沢に貯めておける体制をつくってください。

前述のように、急な出費に対応することも必要ですし、本人が失職・病気・ケガ等で働けなくなった時に次の仕事を見つけるまでの期間であったり、治療にかかる時間の穴を埋める必要があります。

手持ちがもしあまってくるようであれば、一括返済をしてしまってもいいです。

つまり、30万手持ちにあり、50万を2万づつ、40万を1.5万づつ、30万を1.2万づつ払っているならば、30万を一括弁済していまえば、手持ちに貯金できる金額が、1.2万づつ増えていくことになりますね。

この場合なのですが、住宅ローンのように繰り上げ返済をしようとしてしまいがちですが、繰り上げ返済は金利がついている時に意味があるので、金利のつかない任意整理の返済では意味がないことになるので気を付けましょう。

債務整理の成功率を高めるコツ+1:内緒の債務整理の郵送管理

家族に内緒で債務整理をしたい場合もあります。

その場合の家族に内緒で最後までやりきる成功率を上げるためには郵送物の管理が必須です。

事務所封筒ではなく茶封筒を使ってもらい、弁護士の個人名か事務員さんの個人名で送ってもらうといったことは基本です

それでも郵送物を開けそうな家族がいる場合には、職場や実家、局留めなど、家族の手の内にわたらないように郵送物を管理しましょう

まとめ

このページでは任意整理の成功率を依頼者の側でできる成功率を高めるコツについてお伝えしてきました。

成功のカギを握るのは意外と依頼者のきちんとした行動だったりするので、ぜひ実践してみてください。

ただし以上は依頼者側でできる事で、本当に成功率を高めるためには専門性ある弁護士に依頼することだといえるのは忘れないでください。

天音法律事務所
弁護士:人見 勝行


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弁護士:山下重幸


弁護士法人サルート法律事務所


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弁護士多田浩章


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※司法書士


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