Q:

私は半年前に急にお金の入用があって借入を始めた者になります。

借入を初めて半年ですがすでに返済が苦しくなっています。

自己破産や個人再生は気が引けるので、任意整理をすれば3年~5年の分割になると伺いました。

借入が私のように短期間の場合でも受け入れてもらえますか?

A:

確かに短期間の借入でも任意整理は可能ですが、その場合支払い条件が厳しくなる可能性が高いです。

債務整理専門の弁護士・司法書士と話し合って返済できる和解案を組んでもらえるように交渉してもらいましょう。

借入が短期間しかない場合の任意整理

任意整理は、債権者とあなた(その代理人である弁護士・司法書士)が支払いが苦しい・できなくなった場合にどうやって支払っていくかを話し合う手続きです。

だいたいの場合は元金の返済をするという内容の和解をすることになります。

仮に支払いが短期間の場合でも元金を払うのだから、応じてくれてもいいではないかと思うのですが、そうは貸金業者は考えないようです。

長期間支払いを継続していた場合には、利息で十分利益を得たからもう元金を返してもらえるなら和解もしよう、というのが基本的な考え方だそうです。

となると借り入れをして短期間で債務整理をするような人が、これから3年~5年の長期にわたって返済をすることは、そもそも利息の支払いで利益があがってない上に、短期間で破綻するような人が3年~5年の分割を払っていけるわけがない!と考えるのが通常のようです。

その結果、和解に向けて通常の元金36回分割という条件を飲んでもらうのは厳しくなります。

だいたいは、1年までの分割や、支払った月数までの分割がほとんどです。遅延損害金や将来利息を付けるといっても聞いてもらえない傾向にありました。

借入が短期間の場合の任意整理をするには

元金の分割が短期であることから、次のような事を考えてみてください

一括払いの現金を用意する

一つ目は、任意整理をして一括払いをしてしまうことです。大体の場合は親族からの援助を受けていますね。

それができていれば任意整理などしていないと言われそうですが、分割払いを受け入れてくれない以上、親族等を話して一括払いできる現金を出してもらいましょう。

任意整理をする必要はあるの?という疑問が出てきそうですが、支払いを延滞している場合には遅延損害金がついていることから必要になると考えていただいてかまいません。

短期分割を飲む

こちらも親族等の援助が必要になる場合なのですが、短期分割を飲んで、その支払いができないようであれば、親族等の援助を求める方法です。

自己破産・個人再生への切り替えを検討する

以上の2つは任意整理で支払うことが前提のお話しでした。

しかし、借り入れ短期間で任意整理をするような場合に陥っている人のほとんどが、そもそも任意整理の長期分割の36回をしても支払えない状況にあるといえます。

たとえば冒頭の事例の方のような場合には、半年で手元の状況が悪化していますよね。このような場合、ほとんどの方が任意整理という手続きをするのに適していない可能性が高いのです。

まとめ

このページでは、任意整理をするにあたって、借入が短期間の方の場合についてのやり方についてお伝えしてきました。

基本的には任意整理が厳しくなることを想定していただいた上で、親族の援助を得るなりの方策か、そもそも支払いができない場合にはどうやって任意整理をしようというよりかは、手続きの選択が正しいのか?という観点をもつべきであると考えます。



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